豆知識~作業着に施されている加工の種類~

2018年2月10日

様々な職業で、ユニフォームや作業着がありますが最初から用意されているものと違い、

個人で用意するとどういったものを選べば良いのかわからないことが多いと思います。

 

そこで、作業着に施されている一般的な加工を知り、作業着の選ぶポイントとしてご覧下さい。

 


>水・油を弾く加工

雨具で水を弾くような加工を「撥水」と言います。

一般的に、衣類に施されている「撥水」は表面張力が低いため、

フッ化炭化水素は油も弾く「撥油」の効果もあります。


>汚れを防ぐ加工

汚れがつきにくくする方法として、目視で確認することができない布地のデコボコを、

フッ素樹脂で埋める「ソイルガード加工」を施すことで汚れが付着しにくくなります。

もう1つの「ソイルリリース加工」は、ポリマー樹脂で加工することで洗剤が馴染みやすくなり、

汚れが落ちやすくなる効果があります。


>菌の出す臭気を防ぐ加工

作業着を着用する環境や職業にもよりますが、雑菌の繁殖による「汗臭さ」は

人間の汗を栄養源としている雑菌が増殖することで起こります。

この雑菌の繁殖を防止するために防菌防臭加工が行なわれます。


 

>菌の増殖を防ぐ加工

抗菌と似ていますが、制菌加工は菌の活動を弱くした上で増殖を抑制することができます。

 


>熱を蓄える・温かさを保つ加工

寒い時期に着用する衣類で、温かさを保つ加工には2種類あります。

1つは、人の発する体温を衣服の中に留める方法の「保温」です。

 

もう1つは太陽光の赤外線を吸収する「炭化ジルコニウム等」を繊維に混ぜており、

それを利用して熱に変換する「蓄熱」と言います。


>え広がるのを防ぐ加工

羊毛やポリエステルは引火性が非常に高いため、火を取り扱うような場所での作業着には

不向きです。

しかし防炎加工を施すことで同じ素材でも耐燃性のある作業着として着用することが可能です。

 

防炎加工はあくまで「燃えにくい」性質になるだけなので、「全く燃えない」

という認識は持たないようにしましょう。


>帯電を防止する加工

精密機器を扱う場所で着用する作業着は、静電気が原因で製品の破損や引火する危険性が

あります。

そのため、帯電防止となるカーボン繊維を使用した作業着が必須となります。


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