安全靴の豆知識

靴の豆知識


靴の製法

以下の3つの製法で靴を製造しています。

I式(インジェクション式)

Injection molding Process

アッパーに底金型をセットし、液状のウレタン原料を金型に射出。化学反応で固化し、本体を成型する製法。

特徴

アッパーとソールの結合が強く耐久性に優れている。

V式(バルカナイズ式)

Vulcanizing Process

未加硫ゴム片をいれ、加熱加圧しながら底ゴムを加硫成形すると同時にアッパーに圧着させる製法。

特徴

ソールは、加熱・加圧した加硫ゴムのため、水、油、熱、切子、摩耗に強く耐久性に優れている。

C式(セメンテッド式)

Cemented Process

甲被の接着面及び成形した底材に接着剤を塗布して加熱圧着させる製法。

特徴

安全靴をはじめ、一般の作業靴、紳士靴にも幅広く使われている。


加水分解

靴底に発泡ポリウレタンを使用した安全靴・作業靴は軽量でクッション性に優れ摩耗に強く、使用者の疲労軽減に役立ち、広く普及しています。しかし、発泡ポリウレタンの物性上、使用頻度にかかわらず、加水分解によって靴底に亀裂や剥落が生じる場合があります。加水分解はウレタンが水分と化学反応することによって、物質強度が低下する現象で、次第に加水分解が進み、靴底の内部強度が落ちていきます。保管条件、使用状況により、劣化速度、耐用年数に違いがあります。

取扱いの留意点

  1. 押し入れや下駄箱の中には湿気があり、空気が停滞しているため、ウレタン底の靴の保管には適しません。風通しの良い直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
  2. 購入後は早めに使用してください。履くことにより、空気が滞留せず加水分解が進行しにくくなります。
  3. 水などが付着した場合は必ずふき取り、高温多湿の風通しの悪い場所での保管は避けてください。
  4. 長期間保管しないように注意してください。

※加水分解しない高機能樹脂を使用した靴もご用意してあります。