防草シートとは?

防草シートは、主に地面に敷いて雑草の成長を防ぐためのシート状の資材です。
駐車場、工場敷地、公共施設周辺など、草むしりの手間を減らしたい場所で使われます。
防草シートを使用することで、長期間にわたって美しい環境を維持することが可能です。

防草シートのメリットとデメリットは?

防草シートを使用する場合はメリットとデメリットがあります。
防草シートを買って失敗しない為に、事前にメリットとデメリットを確認しておきましょう。

【メリット】

除草作業の軽減

一度設置すれば、長期間わたって雑草の発生を防ぐため、頻繁な除草作業から解放されます。
特に広範囲での管理におて非常に有効です。

薬剤不要で環境に優しい

除草剤を使用しないため、土壌や周辺環境、植物等への悪影響を心配する必要がありません。

景観の改善

雑草が生い茂るのを防ぎ、見た目をきれいに保つことができます。特に砂利の下などに敷設すると、雑草が生えにくくなり、美しい状態が長持ちします。

【デメリット】

初期費用がかかる

シート本体の費用に加え、固定ピンや必要に応じて接着テープなどの初期の資材費がかかります。

初期の費用はかかりますが、草刈り、除草剤、人件費などの維持管理費が大幅に減ります。耐用年数が長いほどトータルコストは安くなりますよ。

施工に手間がかかる

きれいに隙間なく敷設するには、下地の整地やシートのカット、ピンでの固定など、ある程度の時間と労力が必要です。凹凸のある場所や障害物が多い場所ではより手間がかかります。

敷設する際には確かに時間と労力がかかりますが、一度敷設してしまえば従来草刈りや除草にかかっていた手間がほぼ不要になり、その時間を他のことに使えますね。

永続的ではない

曝露状態で耐用年数が長い物で約15~20年ですが、紫外線などで劣化していきます。
防草効果が無くなってくるため、点検やシートの交換が必要になります。

防草シートの上に砕石や砂利を載せることで紫外線を遮り長く防草効果を保つことも可能です。(但し、飛来種子によるシート上での活着の可能性はあります。)
※但し、商品コード:SBT-JY-400RGは水を通さない為、砕石下には不向きです。

ピンの長さによる違いは?

防草シートのピンは施工する場所の地面の硬さや、風当りなど、状況に応じてピンの長さを決めます。
ピンの長さが長いほど、ピンの固定力は高くなり、防草シートをしっかり固定することができます。
但し、とりあえず長いピンを刺せばいいという訳でもなく、地面の状態や風当たり等の環境によっても異なる為、下記の表はあくまでも目安としてお考え下さい。

ピンの長さ使用場所のイメージ
短いピン(15cm以下)風当たりが弱い庭や家庭用ビニールハウス等、家庭用としての使用や仮止め固定ピンにおすすめ
標準(20cm)しっかりとした硬い地面、石が多い場所や風当たりが強い場所におすすめ
長いピン(25cm以上)傾斜や柔らかい地面、石が少ない場所や風当たりが強い場所におすすめ

※フクヨシは標準の20cmタイプと長いピン30cmを販売しています。

ピンの形状による違いは?

コの字型アンカーピン
名前の通りコの字型のピンで、一般的によく使用されています。
ピン先が2本あり、地面にしっかり刺さるのが特徴です。
但し、硬い地盤や石・砂利の多い場所ではピンが曲がりやすく、打ち込めないことがあります。その場合はL型アンカーピンをご使用下さい。
L型アンカーピン(丸鋼)
異形棒鋼とは異なり、ピンの表面が滑らかな丸鋼となります。
硬い地盤や砂利混じり、石が多いような場所での固定におすすめです。
L型アンカー(異形棒鋼)
鉄筋コンクリートの補強材として使われる異形棒鋼をピンに加工したものです。
ピンの中では一番径が太く、斜面や風が強い場所、柔らかい地面への固定におすすめです。

防草シートのピンとワッシャー等の役割とは?

①防草シートのズレやめくれの防止

防草シートは風の影響を受けやすく、敷設しただけでは風に飛ばされたり、めくれたりする可能性があります。
固定ピンを打ち込むことで、シートを地面にしっかりと固定し、強風によるめくれやズレを防ぎます。特にシートの端部は風が入り込みやすい為、しっかりと固定することが重要です。

②防草効果の維持と向上

固定ピンを固定することで防草シート下にある雑草の芽がシートを持ち上げないようにする 効果があります。 また、固定ピンを打つことでシートに穴が開きますが、ピンだけではこの穴から雑草が生えてくることもあります。そのため、ワッシャーや防草パッチ、接続テープ等を併用することで、 ピン穴からの雑草の侵入を防ぎ更にシートの破れを防ぐことで防草効果を維持します。

ピン材質によるメリットとデメリットとは?

固定用ピンの種類は大まかに「鉄製」と「プラスチック製」に分かれます。

材質メリットデメリット
・硬い地盤でも曲がりにくい
・時間が経つとピンが錆び土とからみピンが抜けにくくなる
・シートに錆が付着する
プラスチック・軽量で扱いやすい
・錆びない
・硬い地面では折れることがある
・紫外線に弱い

※一般的には安価な「鉄製」のピンが一番使用されています。

防草シートの敷き方は?

基本的な防草シートの敷き方や、ピンの位置については下記動画をご覧ください。 但し、防草シートのピンを打つ間隔は、設置場所の環境(風当りや地盤の状態、傾斜地など)に よっても異なりますのであくまでも目安としてお考え下さい。